鉄道切符管理局 |
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大阪市電の切符上の切符は、往復乗車券で真ん中にミシン目が入っています。 その下のは、回数券の1,2コマ目です。 大阪市の市章が透かしで入っています。 一番下のは子供用の普通乗車券です。 回数券の中央にデザインされているのは「みおつくし」の鐘です。 みおつくしは水路標識のことであり、水都大阪を意味すると同時に 「みをつくしてや恋わたるべき…」の和歌でも知られる掛詞で 市民のために身をつくす。その決意を示したものです。 昨今、職員厚遇問題で大きく揺れる大阪市ですが 私はかつての大阪市民として最近の大阪市の有り様を悲しく思ってきました。 早くその誇りを取り戻して欲しいものだと思います。 さてこの鐘が、大阪市庁舎の屋上に設置されていることを知っている人は それほど多くないと思われます。 かつて旧市庁舎の尖塔部分で誇らしく鳴り響いた鐘は, 今、新しい庁舎のどこにあるのでしょう。 今の建物には大いに不満を感じます。 なぜあの市庁舎を、そのイメージだけでも上手に残せなかったのか。 境川にある大阪市交通局の局舎も先日取り壊されていました。 大阪ド−ムとは好対照の威厳を感じさせる建物でした。 古いものなら何でもいいというつもりはありませんが 伝統やアイデンティティーも大切にして欲しいものだと思います。 現在関西の私鉄の多くがスルットKANSAIに加盟し 切符の地紋にスルットちゃんが描かれています。 何にもないよりマシだとは思いますが、 大阪市の、また鉄道事業者としての誇りと品格が感じられる こんなデザインの切符がもっとあってもよいように思われるのですが… |
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