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紛らわしい駅名一覧 誕生秘話 | 2007.4.12 更新 |
「紛らわしい駅一覧」が誕生したわけ
--------------------------U博士と国産データベースソフト「桐」--------------------
昨年、私の職場に、凄い人が転勤してきました。
時刻表検定に、それも第1種に三回満点合格したという、名誉博士号を保持されておられるという強者で、
到底、私などは足もとにも及ばないお方です。
さてそんなお方が、先日こんなことを言って憤慨しておられました。
「大阪にある某駅から、七尾線の高松駅まで行くときに、サンダーバードの指定券を金沢まで購入したのに、
乗車券を見たら、四国の高松行きになっていた。なんという勉強不足の駅員だ!!。」というわけです。
わざわざこんな切符を買う博士も凄いお方です。(以下U博士と称す)
私にとっては神様みたいなお方ですから、「ごもっとも、ごもっとも」と聞くしかないわけですが、
考えてみれば、このように全く同じ駅名がある一方で、読みの紛らわしいもの、思いこみでついつい間違ってしまうものなど、
駅員泣かせの駅名はたくさんあるわけです。
U博士は、そんな紛らわしい駅の一覧を、「似て非なる駅xls」としてエクセルファイル化されていました。
実のところU博士は、
「みどりの窓口」で駅員がお客様と正しく対応し、誤った切符を発券しないように、このファイルを作ったのです。
実際にJRの某駅では、このデータを研修に使われていると聞き、
「さすがは…」と感服することしきりの私ですが、
今回のデータはそんなU博士のファイルをもとに、私のデータをリンクさせ、私の観点からアレンジしたものです。
U博士は、実用本位の観点から、智頭急行など、JRが直通する3セクのデータを全て含んでいますが、
私は、趣味の観点からこれらは除外しています。
またU博士のものは、難読駅のデータ等を含んではいますが、
利用頻度の低いもの(例=北一已;JR北海道)などは削除されています。
そんなわけで、不肖、私がデータを補っている場合も少なからずあります。
さてそんな私が、データ整理に使っているデータベースソフトは「桐ver9」です。
ここでちょっと、データベースソフトのお話を…
データベースソフトといえば「アクセス(MS_Accses)」です。
恥ずかしながら、私にとっては、あの「クエリ」というやつはどうも馴染めなくて、使いこなせません。
たまたま、今の職場で、データベースを扱うことになった私は、ちょっと暗い気持ちになっていました。
「とうとう、あのアクセスを使わねばならないのか…。」
しかし、なんと使われていたのは「桐」だったのです。
MS-DOS時代に、「桐」を使った(といっても、使われているレベルですが…)ことのある私は、
「懐かしいなあ。」とは思ったものの、
かなり大きなパソコンショップでも「桐」を扱っているお店を見たことがありません。
まして「できるシリーズ」のような書籍もなく、添付のガイドブックだけでやってゆけるのか不安でした。
しかし、いざやってみると、なんのなんの使いやすいのです。
データベースソフトというのは、入力フォームで入力するというのが常套手段ですが、
ものぐさな私は、他人様の入力したデータを自分のデータに取り込むことを、先に考えます。
そして、そこで出来た台帳(テーブル)をもとに個々にデータや項目を増やしてゆくのが私のやり方です。
じつはこの場合、「エクセル(MS_Excel)」のワークシートの方が、結構使えます。
切り取り、貼り付け、に加えオートフィルというワザを駆使することで、省力化を図れます。
そんなわけで私の鉄道データの多くは、エクセルファイルです。
「エクセル」は、表計算ソフトではありますが、凄いソフトで、データベースソフトとしても十分使えます。
ところが、使い方を誤ると並び替えなどの動作をしたときに他の項目とずれてしまうことがあり、
更新するタイミングを間違えると取り返しの付かないことになってしまいます。
対して桐は、個々のデータを増やしたり、修正したりしたのち、
データをいかように、いじくりまわしても、最後は基本のスタイルに戻って終了するので安心です。
新しいスタイルにしたいのなら、新たにファイルを書き出せばいいのです。
ところが前述したように、まとめて修正したりするのは苦手な「桐」です。
でも、その時はエクセルファイルにして書き出し、作業が終われば「桐」にコンバートすればいいのです。
今の「桐」の凄いところは、このように「エクセル」とデータが思いのままに互換できることにあります。
まあ、こんなことをやっていると、どんどんファイルが増えてしまいますが、
「アクセス」のファイルと較べて、「桐」のファイルは軽く、今どき容量で困ることはありません。
また、「桐」では、ファイル名以外に表題をつけることが出来るので、そこに変更点などを記しておけば、
「桐パレット」から起動する場合、それが履歴となり、いちいちファイルを開く必要もなく
目的のファイルを呼び出すことが出来ます。
そして、「桐」おすすめの機能が、「併合」と「表引き」です。
「併合」は元あるデータに、新たなデータを一括して追加する機能です。
元データにある項目と同じデータの入力されている項目を照合させ、一致するものを一斉に置き換え(置換)
或いは、追加するもので、文字列のデータ同志であればデータを連結することも可能です。
「おっ、このファイルには駅番号が入っているぞ。よし頂き!」という風に使えます。
「表引き」も同様、
元データにある項目と同じデータの入力されている項目を照合させ、一致するものを引っ張ってくる機能ですが、
指定された参照データの一部が更新された場合、再度照合項目を入力することで最新版になるという機能です。
ですから、双方のファイルを参照させるリンクが切れてしまうようなファイル移動をしてしまうとファイルが開けなくなってしまいます。
この「表引き」は、桐関数の一つで、エクセルでいえば、VLOOKUP関数に相当することになるでしょうが、
全く別のファイルの項目を指定する方法を、私は知りません。
「桐」は、国産のソフトですから、「表引き関数」以外にも「四捨五入関数(=ROUND関数)」など
エクセル関数も日本語で指定できる一方で、エクセルにない関数もあり重宝です。是非おためしください。
さてこのように便利な、データベースソフトなのですが、困るのは、同じ表記のものです。
私は、「駅名マスターtbl」という名のファイルにどんどんデータを付け加えていっているわけですが、
ベースになる駅名が、全く同じでは、どうしようもありません。
そんなわけで、これらの困りものの駅をリストアップしたこのファイルが、できあがったわけです。
ここで、入手したU博士の「似て非なる駅Xls」と「桐」が、大いに役立ったのはいうまでもありません。
昨年、U博士と「桐」に出会わなければ、このコーナーは、なかったと申せましょう。
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