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2005.7.2UP
石川総線 モハ3773 元 名鉄モ3301(S2日車) 鶴来駅 79.8.16
北陸鉄道は、S35には総延長140Kmを超え、富山地方鉄道に負けない
地方鉄道としては長大な路線網を有していました。
しかし金沢市内線、金石線、加南線、能登線(非電化)、
能美線、小松線、金名線と廃止され。
現在では、石川線(野町−加賀一宮)と淺野川線(北鉄金沢−内灘)の
二路線20Kmほどに縮小されてしまいました。
北陸鉄道のオリジナル車両、そして名鉄の名物車両たちの姿も
見られなくなり寂しい限りですが、残された路線については、
東急、京王からやってきたステンレスカーが、
金沢市内への通勤通学客の足として活躍していますので、
もう廃止されることはないでしょう。
北鉄金沢も地下駅になったことですし
野町まで地下路線でつなげてしまうっていうのは夢物語?
さて、下の二枚目の車内乗車券をご覧ください。
「石川総線」となっています。金名線、能美線、石川線の三路線は、
ルーツも様々ですが他の線区と違って、線路がつながっていることから
こう呼ばれていたのです。この路線図から見ても、三分の二以上の路線が
失われたことがわかります。金名線は渓谷を遡上する山岳路線。
能美線は典型的な日本の田園風景をのんびり走るローカル線でした。
さて車内乗車券というものは車掌がパンチで穴を空け、
乗車日と運賃額を示すわけですが、
なぜ小松線(5.9km)の運賃欄が900円台まであるのでしょうか。
淺野川線(6.8km)よりも短距離であるのにもかかわらずです。
小松線にも乗車しました。、文献によると鉱石輸送のため建設された
とのことでしたが、全く想像もつきませんでした。
とにかく直線の単調な路線で、田んぼの途中で「ハイ終点です。」
という感じなのです。鵜川遊泉寺ってどこにあるんだろうか。
と見回してもお堂らしきものもみあたらない。
なぜ小松線が加南線より生き延びたのかさっぱり理解できませんでした。
*能美線 モハ3742 新寺井駅 79..8.16
元知多鉄道 モ905(S6日車)
淺野川線 クハ1203 内灘駅 77.3.1
元 温泉電軌デハ20(S12木南 S25近車改)
*小松線 モハ3003 小松駅 77.3.1
元北鉄 モハ1103(S24日本鉄道自動車)
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