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キハ58003 金屋口 82.11.28
有田鉄道は、大正4年5月、湯浅海岸〜下津野6.3kmが開通。 続いて、
大正5年7月、下津野〜金屋口2.9kmが開通、全線9.2kmで営業を開始しました。
昭和34年4月には
湯浅海岸〜藤並3.4kmの営業が休止されましたが、
それ以前の 昭和24年7月
藤並〜湯浅間の国鉄線に乗入れを開始。
これはJR化された後も平成4年11月まで続きました。
一時は名物の有田みかんを運ぶなど貨物輸送も盛んに行われたのですが、
貨物もなくなり、乗客数も減少。
平成14年12月末にはとうとう廃止となってしまいました。
廃止時点での運行は藤並〜金屋口5.6km。
平日は1日2往復(最終は藤並12:00発)、
第2・第4土曜日と日曜・祝日は全便運休(並行するバスが代替)という、
もはや公共交通機関としての使命を完全に放棄した状態になってしまいました。
有田鉄道が廃止の意向を示した時も、
地元から廃止反対の声は殆ど上らなかったそうです。
樽見鉄道のレールバスで運行している時と、
富士急のお古であるキハ58タイプ(両運形)が走っている時の2回、訪ねました。
切符はこのときのものです。
キハ07タイプの気動車が国鉄線に乗り入れていたとき、
なぜ訪ねていかなかったのか。 後悔しています。
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