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 モハ５０４ 貝塚駅 ７６．１２．２９ 南海電鉄 貝塚駅から 水間観音のある水間まで、 長く南海のお古（１２００形）を使ってきた水間鉄道は、 全線７Kmほどののんびりしたローカル私鉄です。 近年、東急7000系ステンレスカーを導入。イメージＵＰをはかりましたが、 沿線人口の伸びほどには乗客数は伸びてはいないようです。 なんでも水間鉄道は大阪地方裁判所へ会社更生法の適用を申請し、 事実上倒産したことが０５年４月報道されました。 ちょっと心配になって先日０５年６月。久しぶりに乗車しました。 無人駅が多いことからですが、車掌さんが車内で忙しそうに 切符にはさみを入れている昔ながらの懐かしい光景を目にしました。 一方で自動改札機が、貝塚と水間の両駅にあります。 これらの駅には切符販売機がある訳ですから 両駅から利用する乗客は自動改札を利用できますが 車内で切符を買った半数以上の乗客は一つしかない出口に列を作っています。 加えて機械が旧式なのでスルット関西のカードは利用できません なんかちぐはぐです。 水間鉄道の発表によると負債総額の約140億円は、 主にバブル期に実施したリゾート開発などによる不動産投資の失敗によるものですが、 本業の鉄道経営で再生を果たして欲しいものだと思います。 こんな水間鉄道の硬券をご紹介します。 区間表示してあるのが個性的です。
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